頻尿の男性 不妊との関係は

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男性側の不妊の原因は?頻尿との関わりは?

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頻尿に悩む男性は中高年に多いと言われていますが、若い男性にも多く見られるということがあります。

 

働き盛りの男性で結婚をした方ですと、そろそろ子供と思いながらも不妊に悩む方も少なくないと聞きます。

 

 

 

 

 

不妊の原因と頻尿が関わっているのではないか

 

 

 

 

 

そう思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

 

 

ここでは頻尿と不妊の関連性についてご案内いたします。

 

 

 

そもそも男性側の不妊の原因として、

 

 

 

 

精子に何らかの問題がある場合が多い

 

 

 

 

と言われています。

 

精子が作られない無精子症や精子の活動が弱い精子無力症、精子の濃度が低い乏精子症などがあります。

 

 

 

これらの原因としては先天的に精子が作られない、あるいは作っても量が少ないほか、幼少期におたふくかぜにかかったことなどによって、精子を作る精巣にダメージが受けてしまったことによっても起こると考えられています。

 

その他、ストレスや糖尿病などの影響により勃起不全が起こり、性交渉そのものに影響を与えることもあります。

 

ですが、

 

 

 

 

頻尿が直接不妊に影響をおよぼすことはありません。

 

 


それでも頻尿に「間接的」に影響する場合も

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頻尿の症状が直接不妊に影響することはありませんが、

 

 

 

 

「間接的」に影響をあたえる

 

 

 

 

ことは考えられます。

 

 

 

そもそも精液の中には精子の他に精子を活発化させる精液や前立腺液が含まれており、前述の勃起不全の他に前立腺の働きが鍵となってきます。

 

 

 

 

 

 

前立腺に何かしらの問題が起こることにより、

 

 

結果として不妊に繋がる

 

 

 

 

 

ことも考えられます。

 

 

 

 

近年晩婚化傾向にあり、30代以降で結婚する男性も少なくありません。

 

40代以降になりますと前立腺肥大症を発症する確率が年齢とともに上がりますし、若い20〜30代男性でもストレスやデスクワークなど長時間座ったままの姿勢により、前立腺を圧迫することで前立腺炎を発症することもあります。

 

前立腺肥大症と前立腺炎では頻尿を伴うことがありますが、同時に前立腺炎では精子の成分に影響が及ぶため、

 

 

 

 

精子の運動機能が低下して不妊に繋がる

 

 

 

 

ことがあります。

 

 


気をつけておきたいストレスや自律神経の乱れと頻尿と不妊の関係

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前項では頻尿と不妊と間接的に影響することをご案内いたしましたが、

 

 

 

 

ストレスや自律神経の乱れなどによっても頻尿と不妊がそれぞれに影響する

 

 

 

 

ことも考えられます。

 

 

 

特に現代社会においてストレスは切っても切り離せない関係でありますが、過度にストレスを抱え込んでしまうと身体の至るところに影響を及ぼします。

 

仕事の重責や家庭の諸問題などによるストレスにより、

 

 

 

 

心因性過活動膀胱

 

 

 

 

を引き起こしたり、

 

 

 

 

勃起不全

 

 

 

 

を起こしたりすることがあります。

 

 

 

また疲労が蓄積されると、パートナーとの性交渉にも影響がありますし、不規則な生活習慣は

 

 

 

 

自律神経の乱れ

 

 

 

 

を引き起こしてしまいます。

 

 

 

いずれにしましても、ストレスを発散することと、規則正しい生活や睡眠不足を減らすことが必要となります。


男性の頻尿と不妊の関係まとめ

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頻尿と不妊は直接的な関わりはありません

 

 

 

しかし、

 

 

 

 

前立腺炎などによって間接的に影響をおよぼすこともあります

 

 

 

 

 

 

また、

 

 

 

 

ストレスや自律神経の乱れによって、頻尿と同時に勃起不全から不妊に繋がる可能性

 

 

 

 

も考えられます。

 

 

 

男性の頻尿と不妊は病院の泌尿器科で診て頂くことになります。

 

働き盛りの男性にとって病院に行く時間を作ることが難しかしいかもしれませんし、排泄や性に関することは羞恥心があり病院に行くことがためらいがちかもしれません。

 

しかし、これらの悩みを抱えて過ぎてしまうと逆にストレスになり、余計悪化するかもしれませんので、病院を受診して異常がないかどうかだけでも調べることが重要と考えています。

 

更にストレスを溜め込まないようにし、規則正しい生活とバランスの取れた食生活、そして適度な運動を行い活力を維持、向上させることも大切と思います。


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