頻尿の男性 性病が関係することはある?

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そもそも性病とは?男性だとどんな症状があるのか?

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1日に尿意を感じてトイレに行く回数が10回以上となってしまう頻尿、その原因は様々ですが、中には性病が原因で頻尿を起こすこともあります。

 

しかし、男性が性病になると必ず頻尿の症状が起こるというわけでありませんが、頻尿の症状が出やすくなる場合もあります。

 

 

 

性病とは性行為が原因によって起こる感染症などをいいます。

 

 

 

代表的なところではクラミジア感染症と淋菌感染症(以下淋病)などがあります。

 

特にクラミジア感染症と淋病は頻尿の症状が現れることがありますが、女性に多く見られます。

 

 

 

これは男性の尿道は12〜15cmと長いのに対し、女性の尿道は3〜5cmと短いため、菌が膀胱に到達しやすく感染しやすく、症状が進行するに伴い膀胱を刺激して頻尿が起こりやすくなります。

 

クラミジア感染症や淋病に感染したからといってすぐ症状が出るわけではなく、男女共通して無症状のことがあります。

 

 

 

クラミジア感染症ですと男性の場合、排尿するときに痛みを感じたり、ペニスの違和感があったり痒みを感じたり、水っぽいまたは白色のサラサラとした膿が出たりすることなどが症状として現れます。

 

症状が進行してしまうと、発熱や睾丸が腫れ、痛みが伴う精巣上体炎や、前立腺炎などを引き起こすことがあります。

 

 

 

淋病も似たような症状があるのですが、排尿するときの痛みが強く、黄色い膿が出る、勃起時に痛みが出るなどがあります。

 

こちらも症状が進行してしまうと、精巣上体炎、前立腺炎を引き起こすことがあります。

 


男性で性病が関係する頻尿はどんな場合?

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性病が原因によって膀胱炎から頻尿となるケースは女性のほうが多いです。

 

しかし、男性でも菌が尿道に侵入し、前立腺にまで及ぶと前立腺炎を起こし、頻尿の症状が現れることがあります。

 

 

 

前立腺炎を発症すると、頻尿の他に排尿するときの痛み、残尿感、下腹部や性器周りの不快感などが起こります。

 

前立腺炎まで発症した場合ですと、治療が長期的に及ぶことがあります。

 

前立腺炎などを伴う前に、排尿痛や性器の違和感で病院を受診する方もいらっしゃるかもしれませんが、仕事が忙しいことや羞恥心などから病院に行くのをためらい治療を行わなかったり、治療を受けても症状が出なくなったから途中でやめてしまったりなど、不十分な治療と放置により症状が進行することがあります。

 

なるべく早めの治療を行うことが大切です。


性病の治療はどうするの?自力で何とかできないものなのか?

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性病は泌尿器科にて尿検査や血液検査で原因となる菌を特定し、抗生物質により原因となる菌を抑える治療が行われます。

 

 

 

クラミジア感染症の場合は内服薬で治療が行われるのですが、淋病の場合は注射、点滴によって治療が行われます。

 

特に淋病の場合ですと、かつて内服薬があったのですが薬剤耐性菌が現れたことにより、今は注射もしくは点滴を行った後、菌が残っていないか検査を行い、継続して治療が必要となります。

 

 

 

どちらにしましても、継続的な治療が必要となります。

 

自力で何とかできないものなのか、そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、前述のとおり不十分な治療によって一旦菌の活動を抑えることができても、再び発症する可能性があります。

 

特に頻尿を起こしている場合ですと、症状が進行してしまっている事に繋がりますので、早めの対策と治療が必要となります。


男性の頻尿と性病のまとめ

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性病による頻尿は女性と比べ男性に起こる可能性は高いわけではありません。

 

ただおしっこした時の痛みや違和感、陰茎など性器に痒みや痛み、違和感がありましたら、速やかに治療を行いましょう。

 

症状が進行してしまうと、頻尿が起こり長期的な治療が必要となってしまいます。

 

また性病はパートナーとの性交渉によって起こりますので、相手に感染させない、相手から感染されないためにも、コンドームといった避妊器具を用いることも必要となってきます。


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