頻尿の男性は何科の病院に行けばいいのか?病院の探し方

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頻尿の病院探しのコツ、先ずは検索してみましょう

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1日に何回もトイレに行ってしまったり、トイレのために夜中でも目が覚めてしまったり。

 

こうした頻尿は働き盛りの男性にとってもはつらいものです。

 

仕事にも影響が出ますし、しっかり休みたい夜にも休めず悪循環が続いてしまいます。

 

大事な家族との時間も、トイレが心配でどこもいけないなんてこともあり、何とかしたいですよね。

 

 

 

かといって、頻尿で病院を受けたいと思っていても、どこに行ったらいいのか、何科で診てもらえるのか、病院の探し方もわからない、ということもあると思います。

 

今回は、頻尿の男性の病院の探し方や選び方などを解説をしていきます。

 

 

 

 

頻尿の原因は様々ですが、病院では泌尿器科が治療の窓口になります。

 

泌尿器科のある病院、クリニックを探しましょう。

 

 

 

最近では尿のトラブル専門の泌尿器科として

 

 

排尿障害外来

 

排尿機能外来

 

排尿外来

 

 

などの科を設けている病院もありますので、そういった言葉をみかけたらチェックするといいでしょう。

 

 

 

 

 

主にインターネットでグーグルやヤフーといった検索エンジンでお住まいの地域と泌尿器科というキーワードで検索が可能です。

 

スマホですと内臓のGPSからピンポイントで近隣の泌尿器科を案内することもあります。

 

 

 

また近年では病院やクリニックでもホームページを開設しているところもあり、泌尿器科の先生自ら頻尿に対して詳しく解説しているところもあります。

 

どういった専門の検査器具がおいてあるか、判断する上で患者さんからすると有効な材料かもしれません。

 

 

 

一方で気になるのは、この病院の先生に診てもらって大丈夫なのかというところもありますよね。

 

病院、診療所の口コミサイトが世の中には多くあり、中には参考になる情報もありますが、内容が乏しかったり信憑性が感じられなかったりすることもあります。

 

そこで、泌尿器に関して専門の医師が多く所属している日本泌尿器学会のホームページでは、認定専門医一覧で医師の名前を公開していますし、専門医教育施設を紹介しています。

 

こちらも参考にするといいでしょう。

 

 

 

よさそうな病院を見つけたら、電話をして自分の症状を伝えて診てもらえるか聞いてみると雰囲気が分かることがあります。

 

治療ができなければ教えてくれますので時間の節約になりますし、頻尿の患者さんになれているかどうかもわかることもあります。

 


大病院や小さな病院やクリニック、頻尿にはどちらがいいの?

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病院を探している過程で、大学病院や市町村などの公立病院、有名な大病院などがいいのか、それともクリニックや診療所といった小さなところでも大丈夫なのかと思うことがありますよね。

 

大病院や中規模病院ならではのメリットとクリニックや診療所といったところのメリットなど様々です。

 

 

 

主に入院病床数の違いから病院の規模や診療所、クリニックといった区分けが医療法によって定められています。

 

国の政策で主に入院病床数199床以下の病院や診療所・クリニック(いずれも入院病床がないまたは入院病床数20床以下の医療機関のことをいう)で診療を受け、更に高度な医療サービスが必要な場合は紹介状を持参して大病院を受けるようにと勧められています。

 

 

これは特定の医療機関に患者さんが集中することを避ける狙いがあり、200床以上の病院で紹介状なしに初めて外来診察を受ける場合、初診時選択療養費と言って別途自己負担金額が発生します。

 

 

金額については医療機関によって異なります。

 

 

 

前置きが長くなりましたが、大病院に受診するメリットはなんといっても施設が充実している事です。

 

頻尿の原因となる病気が泌尿器科以外によるものが分かった場合に、他の診療科へ他科紹介が同じ病院内で完結出来ることもできます。

 

近年では電子カルテが普及したことにより、診療科を跨いで情報共有ができ、それぞれの医師が互いの専門分野を補完し合いながらより適切な治療を受けることが期待できることです。

 

 

しかし、デメリットとしては前述のとおり病床数200床以上の医療機関ですと、初診時選択療養費が別途自己負担することになります。

 

また、多くの患者さんを抱えたり急患が入ったりすることによって、待ち時間が大変長くなってしまいます。

 

 

 

一方の小規模の医療機関やクリニックになりますと、他の病気が発覚した場合は紹介状をもって、他の医療機関に足を運ばなくてはならないと言ったことが起こることがあります。

 

ただ、泌尿器科の専門医があらゆる病院で経験を積んで開業されているところもありますので、同じ医師で中長期的に適切な治療を受けられるといったメリットがあります。

 

特に大病院などでは医師が非常勤しかいないことや、異動で途中から医師が変わるといったこともありえます。

 

まずは診てもらう、ということで近くの小規模の泌尿器科を探すのも手です。


頻尿の男性、病院の探し方選び方まとめ

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それぞれの医療機関によってメリット・デメリットはありますが、近年ではクリニック、診療所でも施設を充実させているところもあったり、日本泌尿器学会の専門教育施設の認定を受けていたりするところもあります。

 

ここで、ひとつのデータを紹介します。

 

おしっこのトラブルを抱え病院へ行ったことのある方が、満足のできる医師に出会うまでに行った病院の数は3から4件になるそうです。

 

思うような病院にすぐに出会えないのは残念ですが、一つの病院が合わなければ他にも行ってみようという気持ちでいると楽ですよね。

 

頻尿の治療は中長期的に治療が必要なことがあります。

 

よい病院と巡り合えることをお祈りしています。

 

 


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