40歳以上の男性に多い過活動膀胱　頻尿の他の症状は？

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過活動膀胱ってご存知ですか？

 

トイレが近くて悩んでいる男性なら、1度は聞いたことがあるかもしれません。

 

読んだままですが、膀胱をうまくコントロールすることができなくなっている状態です。

 

 

通常ですと、

 

ある程度おしっこが溜まったらトイレに行く

 

トイレに行きたくなっても、少しは我慢できる

 

ので、そうそうトイレに悩むことはないですよね。

 

 

ところが、過活動膀胱になってしまうと、膀胱が暴走したかのように、

 

 

突然トイレに行きたくなり我慢できなくなる

 

トイレの回数が極端に増える

 

夜に何度もトイレに起きる

 

 

ということになってしまいます。

 

中には、トイレが間に合わない・・・なんていう人もいるのです。

 

 

もちろん、命にかかわるような重大な病気ではないのですが、普段の生活を過ごしにくくし、深い悩みとなってしまう深刻な病気なのです。

 

過活動膀胱の原因は大きく分けると2つあります。

 

 

1つ目は、膀胱を制御している神経系の異常です。

 

脳梗塞や腰の骨の怪我などで神経が傷ついてしまうと、脳から膀胱、また膀胱から脳への信号がうまく伝わらなくなります。

 

その結果、過活動膀胱となってしまい、トイレのトラブルが出て来てしまいます。

 

 

2つ目は、加齢により筋力が低下してくると、骨盤底筋という骨盤の中にあって内臓を支えている筋肉が緩んでしまうことが原因です。

 

 

過活動膀胱の原因は主に2つなのですが、他にも様々な原因と重なっていることもあります。

 

ストレスや運動不足、食生活などです。

 

過活動膀胱になると、日中の頻尿、夜の頻尿が起こる方が多いですが、以下のような症状も併せて起こります。

 

 

 

尿意切迫感

 

切迫性尿失禁

 

 

です。

 

切迫性尿失禁とは、トイレに行く前に出てしまう症状で、大人なのにおもらし・・・とショックを受ける方も多いのですが、一部の方だけにみられる症状です。

 

ただ、過活動膀胱で切迫性尿失禁以外の症状がある方も、ほおっておくと切迫性尿失禁が起こっている方も多いので注意が必要です。

 

では、過活動膀胱になってしまったらどうしたらいいのでしょうか？

 

ここではどんな対策があるのかまとめてみます。

 

 

 

１、まずは病院へ行く

 

まずは専門のお医者さんに診てもらうと早く改善することが多いです。

 

ただ、40代以上で過活動膀胱になっている方のほとんどが病院へ行っていないという調査結果もあるように、病院へ行くのは足が重い方もいるようです。

 

 

※関連

 

病院へ行ってみよう　男性の頻尿、検査や治療はどんな感じ？

 

頻尿の男性は何科の病院に行けばいいのか？病院の探し方

 

 

 

２、骨盤底筋・尿道括約筋トレーニングをする

 

先ほども書きましたように、過活動膀胱の原因の1つに筋力の低下があります。

 

骨盤底筋体操やトイレ中におしっこを止める練習などを続けることで改善していくことがあります。

 

※関連　男性のための頻尿の対策 運動やトレーニング

 

 

 

３、食べ物や飲み物に気を付ける

 

利尿作用のある飲み物はトイレを近くしますので、避けるようにしましょう。

 

また、刺激の強い食べ物（辛いもの・酸っぱいもの）、添加物などは膀胱に刺激を与えることもありますので、過活動膀胱だと思われるときは控えるといいです。

 

※関連　頻尿の原因は肥満やコーヒー？治すにはどうしたらいい？

 

 

４、市販薬やサプリメントを試す

 

過活動膀胱を緩和する市販薬やサプリメントが販売されていますので、それを活用してもいいでしょう。

 

市販薬には女性用もありますので購入の際には注意してください。

 

 

また、過活動膀胱に効果がある成分としてペポカボチャ種子がありますが、男性の頻尿には前立腺肥大に働きかけるノコギリヤシもよいとされています。

 

1つの成分のみを配合したサプリメントもありますが、複数を合わせたものもありますので、ご自分に合うものを探してみてください。

 

 

 

５、尿漏れパッドを使う

 

万が一下着をぬらすようなことがないようにつけておくパッドを尿漏れパッドと言います。

 

ちょろっとモレてしまう男性ようの薄いものから、量が多くても吸収するものまで種類も様々あります。

 

薬局などでは、男性用の尿漏れパッドの数が少ないこともありますので、ネット通販で探してみるのも手です。

 

パッドの感じが気持ち悪く、着けていること自体がストレスになる男性もいるようですので、無理をしてまでつけなくても大丈夫です。

 

※関連　男性の頻尿　必要なら尿漏れパッドを使ってみるべき！？

 

 

 

主な過活動膀胱の対策をまとめましたので参考にして下さい。

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