病院に行ったのに、また頻尿になった。この治療法で大丈夫なの？
普段お仕事をしている男性にとって、トイレに行ったのにまたトイレに行きたくなるってことが続くと辛いですよね。
すぐトイレに行ける場合でしたらまだしも、電車や会議などトイレにすぐ行けない状況ですと、失敗したらどうしようと言う不安がつきまといます。
頻尿の対策は病院で適切な治療を受けることですが、完治せずに繰り返す方も見られます。
では、繰り返し頻尿になった場合はどうしたらいいか、完治するための対処法をご案内いたします。
頻尿の原因は、尿量が多いことによる多尿や、前立腺肥大症などに伴う尿路系の問題、心因性のものと様々です。
特に中高年男性に多く見られるのは、前立腺肥大症に伴い、トイレで排尿しても残っている感じがする残尿感や、過活動膀胱によって急に我慢できない尿意によるものです。
近年では若い男性でもストレスや長時間座りっぱなしの姿勢などにより、前立腺炎や心因性により頻尿の症状が現れるケースが増えています。
頻尿に悩んで、思い切って病院に行って治療を受けているのに、繰り返し頻尿になるケースもあります。
そういった方の中で多い原因は、お薬を途中でやめてしまうことです。
良くなってきたので、もう大丈夫かな？と薬を飲むのをやめてしまうんですね。
また細菌が原因による前立腺炎で抗生物質を服用している場合ですと、症状が良くなってお薬が残っているのに、自己判断で治療を辞めてしまうと、一時的に抑えこまれていた菌が再び活発化して、前立腺炎が再発し、頻尿に繋がることもあります。
決められた薬を正しく服用しているか、途中で投げ出していませんでしょうか。
副作用も気になりますしできるだけ薬を飲みたくない、また忙しい中飲み忘れることが多いってこともあります。
でも、中途半端に治療をやめてしまうことで、かえって頻尿を繰り返すことになってしまいます。
もし、薬を決められたように飲めなかったり、もう大丈夫だと思ってやめてしまっていたら、きちんとお医者さんに言われたとおりに飲んでみることをお勧めします。
生活習慣を見なおしてみませんか？
治療を自己判断でやめてしまうことで頻尿を繰り返すことがありますが、その他にも頻尿を起こしやすい原因というものがあります。
例えば職場や客先などでお茶やコーヒーを飲んだ後、しばらくすると尿意を催すことがありますよね。
それ以外にもお酒の席でも終盤になると、殆どの人がトイレに席をたつこともありトイレが渋滞することもありますよね。
お茶やコーヒー、お酒などの飲み物には、利尿作用のある成分が含まれており、結果として尿量が多くなってしまいトイレに行く回数が増えてしまいます。
また、高血圧など気にしている方などで、水分を摂ると血液がサラサラになっていいということを聞かれた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、この話実は科学的な根拠や立証がなされておらず、特に夜寝る前に水分を摂ることで夜間頻尿を起こすこともあります。
夏場の寝苦しい熱帯夜でもない限りは、水分を控えるようしたほうがいいともいわれています。
その他、心因性による頻尿や長時間座りっぱなしの姿勢が多い方ですと、ストレスをためないようにすることと、定期的に体を動かして前立腺を圧迫させないようにすることも必要です。
自律神経の乱れによっても前立腺炎を引き起こすことも考えられていますので、夜遅くまでパソコンやスマホ、ゲームを避けるようにし、睡眠時間を確保し疲労をためないようにすることも重要です。
男性の頻尿は完治するのか？まとめ
頻尿は完治しない病気ではありません。
ただ、原因によって長期的な治療を要するものや、生活習慣に大きく関わっている病気があります。
治療によって効果が現れなかったり、すぐ良くなっても再び症状が現れるとなると、治療を行うのも嫌になったり、不信感を抱いたりするかもしれません。
しかし、効果が現れないからといって投げ出したり諦めたりすることは、悩みの解決から大きく離れてしまいます。
自分でできることとして、利尿作用のある飲み物を控えるなど生活習慣の見直しや、規則正しい生活や適度な運動を行うことがあります。
治療と一緒に日頃の生活習慣を見直すことで、繰り返すことは少なくなるのではないかと考えています。
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