冬になると頻尿になるって本当?
冬になると頻尿になる男性が多くなるといわれるのですが、あなたはどうですか?
普段からトイレが近くて困っているのに、季節によって頻尿がひどくなるととても大変です。
男性の頻尿の主な原因は、前立腺肥大症や過活動膀胱です。
前立腺肥大症は、年とともに前立腺が大きくなってくることによって起こります。
前立腺が大きくなると、おしっこの通り道を狭くして出にくくしてしまいます。
その結果、頻尿になったり残尿感が出てしまいます。
過活動膀胱は、本当なら400t位おしっこをためられる膀胱が固くなってしまい、たくさんのおしっこをためられなくなるため、頻尿になってしまいます。
こういった頻尿の原因に加え、秋や冬、特に寒くなってくるとトイレの回数が増えてくることがあります。
今回は、冬になると頻尿になる原因をまとめましたので参考にしてください。
※関連 男性の頻尿と過活動膀胱について
冬になり寒くなると頻尿になる原因とは?
では、冬になると頻尿になる原因とは何なのでしょうか?
その原因を考えてみたいと思います。
冬場は、夏と違って汗をあまりかきませんね。
そうすると体の中でどういうことが起こるかというと、当然ですが体の中に水分がたまりやすくなります。
その結果、体はたまった水分をおしっことして出そうとするので、寒いとトイレが近くなると言われています。
また、寒くなると体が体温を逃がさないように、皮膚の表面にある血管が縮こまります。
すると内臓を通っている血管を通る血液が多くなり、おしっこを作る腎臓にも血液がたくさん行くようになります。
その結果、おしっこを作る量も増えると考えられています。
さらに、寒くなると交感神経の動きがよくなり、交感神経がよく働くと膀胱を収縮させるといわれています。
膀胱が収縮すればためられるおしっこの量も少なくなりますので、トイレが近くなると言われています。
こういったことから、同じ人間でも冬になるとトイレが近くなるのです。
頻尿の男性が寒さ以外でも気を付けたい生活習慣
カフェインをとるとトイレが近くなるのを実感している男性も多いのではないかと思いますが、コーヒーや紅茶などには利尿作用があります。
気分転換に飲みたくなる、またコーヒー中毒で飲まずにはいられない、という方もトイレが近くて困ってしまうようでしたら、違う飲み物に変えることも考えてみてください。
最近ではディカフェといってカフェインを抜いたコーヒーなども売っていますし、タンポポコーヒーといって妊婦や授乳中の女性がコーヒーの代わりに飲むなんちゃってコーヒーなんかもあります。
タンポポコーヒーは漢方にも使われるたんぽぽの根っこからできたコーヒーですので、体にいいです。
味は・・・本物のコーヒーには及びませんが、2杯に1杯を変えるなどして習慣を変えてみてもいいと思います。
※関連 頻尿の原因は肥満やコーヒー?治すにはどうしたらいい?
また、夜トイレに起きて困っているという場合、過活動膀胱や前立腺肥大症のほかにも、むくみが原因の場合があります。
水分の摂りすぎ、塩分の摂りすぎ、運動不足などで足がむくんだまま寝ると、寝ている間に心臓に戻った水分がおしっこになり、夜中にトイレに起きる原因となることもあるようです。
心当たりがあるようでしたら、むくみを改善することも検討されてみてください。
冬になるとトイレが近くなる男性まとめ
冬になる寒くなるとトイレが近くなるというのは、多くの方が経験していることかと思います。
ただ、これは、冬場だけではなく、夏の暑い時でも涼しいクーラーの中にいて冷えてしまうと同様のことが起こります。
男性は女性に比べて、筋肉量が多いためか冷えやすいと言われています。
ご自分でも、冷えていることに気づいていない男性も多いそうです。
夏でも冬でも体を冷やさないに越したことはありません。
体の働きを知って、頻尿の対策に役立ててください。
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